ご覧いただき、ありがとうございます。
「ココカライフ」の第一回目のインタビューをスタートしました。
記念すべき初回ゲストは【坪内 薫さん】です!
お着物をカッコよく着こなし、爽快な空気感をお持ちの薫さん。
いまのボディセラピストのお仕事に至るまでの経緯や、育児の極意をお話しいただきました。
現在、子育てに悩んでいる方や、起業したいけどパートナーさんの理解が得られず困っている方には、ぜひ読んでいただきたいです♪
「ココカライフ」初回ゲスト:坪内 薫さん
Profile
●坪内 薫(つぼうち かおる)さん
●現在のお仕事:ボディーセラピスト
●家族構成:夫、小6娘、小3息子(一卵性双生児)の5人家族
●経歴:結婚後、派遣社員として働いていましたが不妊治療のために専業主婦になる。不妊治療を打ち切ってから第一子妊娠、出産。
第二子のための不妊治療を始め早期流産、その後治療をやめた後に一卵性双生児を妊娠、出産。
子供が突然3人になり、健康管理と責任の意識が高まり自分にできるセルフケアを身につけたいとレイキを習得。
それまでに習得していたカードリーディングとレイキで起業したいと考え、家族と相談して起業。
起業塾などに通い、SNS集客を中心に活動。ヒーリングや占い業務でなぜ人が変わらないのかということに疑問を持ち出した時に、ボディーワークの師匠のワークショップに出会う。
師匠の考えで目から鱗が落ち、ボディーワークの講座を全て習得し一番弟子として講座を受けながらボディーセラピストとして活動し始め、2017年より現在に至る。
●理念:45歳以上の自営業者が、頑張りたい時に頑張れる身体とメンタルでいられる拠り所として存在し続ける。
この人に任せておけば、あとは仕事を頑張るだけでいい!と思ってもらえるようになりたいです。
●薫さんにコンタクトを取りたい場合はこちらから
https://lit.link/kaoruun
「ココカライフ」の趣旨・コンセプト
「ココカライフ」は、出産や育児、介護などライフステージの変化が目まぐるしい女性に向けて、家族との時間を大切にしながら、社会的・経済的に豊かになる働き方・生き方について見つめていくブログです。
そのため、すでに育児をご経験されていて、ご家族との時間を大切にしながら、社会的・経済的豊かさを実現している方を対象にインタビューをさせていただいています。
インタビュー内容
それでは、「ココカライフ」第1回目のインタビューがスタートです!
ボディーセラピストとの出逢い
本日はお時間をとっていただき、ありがとうございます。
薫さんがボディーセラピストをやろうと思った、きっかけは何だったんでしょうか?
2017年より前にヒーリングとか占いで仕事はしてたんですけれども、ネット集客で仕事をさせてもらってて。いろんなご相談いただくんです。
ありがたい事に喜んでまた来てくださるんですけども、同じこと言わはるんですよ。「この間言いましたよね、それ。」っていうようなこと。「前ききましたよね。」っていうこと。
結局、若干状況が変わってても、根底の部分が変わらないんで、「そうします。」って言って帰らはるのに、また帰ってきはるっていう。
もちろん私の至らなさもあると思うんですよ。力不足っていうところもあると思うんですけれども。
なんで人は「やります」って言ったのにできひんのやろ、変わらへんねん。
もちろん私もそういうところありますけれども、何で動かへんやろ、変わらへんやろっていうところが気になりだしたんですよね。「やる」って言ったやんって思うわけですよ。
別に占いをしてるとか、その相談を受けてるだけじゃなくても。もちろんヒーリングしても変わるんですけど、結局また戻っていく。っていうところに何かあんのかなと思って。
その仕組みがすごい気になっているときに、たまたま、繋がってた方が紹介されてた体験型のワークショップっていうのに面白いからっていうので行ってみたら、それが私のボディワークの師匠が開催してたやつだったんですけども。
身体っていうのをどう捉えて、どういうふうに使うといいのか。こういうことなんだよっていうのを教えてくださる。
それを体験してみようみたいなワークショップやったんですけど、もう目から鱗が落ちるってこういうことかっていうぐらい。
そこに私の答えが全部あったんですね。探してた。
なんで人は変わらへんのか、変われへんのか、また戻ってしまうのかっていう答えがそこに全部詰まってて。
師匠も考え方、捉え方の教えと言うのに感銘を受けて、すぐその師匠のボディワークの講座を受けることを決めて申し込んだんですよ。
まだ師匠のセッションを受けたことないのに。ないのに、決めたんですよね。
で、ベーシックの最初の講座から受けて、あぁこういうことか。こういうことか。と思いながら。
自分が今までやってきたヒーリングや占いで人が変わらなかった理由がそこにあるんだったら、じゃあ変われる人を作りたいっていうことでボディワークをするセラピストとして転身をしたんですよね。
上級の講座を受けながら、実際に自分でもサロンで仕事をし始めて、対面でお仕事をするということを初めてやっていったっていうのがきっかけです。
すごい!なんか運命的な出逢いですね!
そうですね。タイミングがあったんでしょうね。
もちろん、なんでやろなと思ってなくても、それを受けたら面白かったと思ったと思うんですけど。
ちょうど私が疑問に感じてたことの答えが、いろいろ調べたり、いろんな話や、本を読んだりもしたんですけど、わからなかったことが(わかった)。
すごくいいタイミングで出会わせていただいたなと思います。
フリーランスのお仕事を始めようと思ったきっかけ
関わるからには変わって欲しいという想いがあるからこそ、どうしたら変わっていただけるのか、色々と考えてボディーワークのお仕事に行き着いたと思うのですが。
その前にフリーランスでお仕事を始めようと思ったのは何でだったんでしょうか?
第一子が娘なんですけど、娘が生まれて1対1でめっちゃしんどかったんですよ。
逃げ場がないんですよね。社会的な関わる場所が、専業主婦やったら関わりもない。
で、ママ友たちが集まる子供たちの場所に行っても全然合わなくて。ストレスでしかなくて、家帰ってきて、文句ばっかり言ってたんですよね。
主人に「そんな文句言うようなとこ、なんで行かなあかんねん。」て言われながらも、子供のためと思って自分をもうこらえて言ってたんですよ。
友達作ってあげなあかんとか。でも、そんな状況がずっとしんどくて…。
それで、第2、第3子っていうのを授かることができて、急に3人になったんです。
絶対、身体が弱いじゃないですか。3人の子供、移し合うなってすぐに思ったんですよ。
て思ったら、家でできるケアっていうのが1つでも多い方がいいって思ったんですよね。
なんかあったら病院だけじゃなくて、そこに至るまでの、もちろん日々の管理っていうのもありますけど、ちょっとしたことに何かしてあげられる自分の引き出しっていうのを作りたいって思った時に、ヒーリング、レイキっていうのが、ちょうど時代的にも流行ってたっていうのもありましたし、受けたことがあったんですよ自分自身が。
で、じゃあ、誰から習おうっていうところに、すぐそこは切り替わって、先生探しに1番時間がかかったんです。
裕福にどうこうできるお金があるわけではないので、自分が出せるお金の中で、自分に合う先生っていうのすごく丁寧に時間をかけて選んで。
(子どもが)生まれてすぐなんで、通うことも大変だったんですよ。
その間、主人に乳児を2人任せないといけない+娘。3つ離れてるんですけど、大パニックですよ。
それを半日4回かな。ほぼ1日です。丸1日を4回っていうのを、1ヶ月に1回っていうのが、結構ハードル高かったんですけど、でもどうしてもそれを身につけたいっていうのがあって、無理を言って通わせてもらって。
ありがたいことに、その先生と私の相性が良くて、いい感じで伸ばせたんですよね。
自分が今まで閉じてた資質であったりとか、自分の間違った思い込みっていうのが、スッキリしたっていうこともあって習得しようって。
子供たち、家族に手当てっていうことをするようになった後に、もっとこれを活用したいって思ったんですね。
もちろん家族のために学んだっていうか、身につけたことなんで、家族内で回せば全然それでいいんですけど、
多分、もう外に出たかったんやと思います。社会との関わりっていうのが欲しかったから、そっちに意識がすぐに向いたのかなって思います。
元々、会社員っていう属性が合わなくて、派遣社員っていう期間の決まった、仕事の決まったことっていうのをやるようになってたんですけど。
だからと言って、パートタイムで働く、レジを打つとか、絶対無理と思って。やりたくないと思って。
じゃあ、何できるって言ったら自分で仕事するしかないっていう風に、考えがすぐ持っていけたのは、うちの実家の両親が自営業で自分たちで仕事をしてたんです。
だから、会社が嫌だったら自分で仕事したらいいやんっていうところ。そういう風に切り替えられた。
アルバイトしようとかは一切思わなくて、自分のやりたいと思うことで稼ぎたい、それを仕事にしたいっていう風になったんですよね。
ただ、それを主人に言った時に、私の意見に対して反対することはほぼない人なんですけど、初めて反対されまして。
主人は安定が好きなんですよね。
多少嫌な仕事であれ、毎月5万入ってくる、3万入ってくるっていう仕事の方が良かったんです。仕事はしてほしかったんです。主人は、私に。
ただ不安定な仕事で、もちろんヒーリングなんて男性には伝わりにくい部分ですし、合わせてやろうと思ってた、好きで始めてた占いの部分ですね。占いの部分も理解されにくい。
それを、嫁がやろうとしてるのは、止めますよね。
で、止めが入っても、「絶対にバイトなんか、絶対行かへん。」っていう話をしました。
話し合って折れるつもりなんて一切なかったですけど、納得してくれる条件っていうのを作って、家族に迷惑をかけないっていうことではじめました。
育児に協力的な旦那さんとの関係で大切にしていること
同じように子育てをされた経験のある方だったら、きっと薫さんと同じような悩みと葛藤にぶち当たってるんじゃないかなって思うんですよね。
私自身も、育児をし始めて、社会との関わりが薄くなってしまうのがすごくあって…。
そこは、どうやって解決していったらいいんだろうというのは、悩んでいる方も多いんじゃないかなと思います。
薫さんの場合は、最初は起業するつもりはなくて、お子さんとかご家族のためにヒーリングだったりとかっていうのを学び始めた。
そこから起業するに至ったっていうお話で、起業するにあたっては、旦那様から最初は反対されたとおっしゃっていましたが、学びに行く段階でも、旦那様の協力がないと、なかなか難しかったんじゃないかなって思いました。
学びに行きたいって言った時の旦那様の反応ってどうだったんですか。
案外、何にもなかったんですよ。
あと、もちろん、レイキを習いに行くって言ったところで通じへていうのが分かってたので、「どうしても勉強しに行きたいことがあるから、この時間見ててほしいで、そこまで連れてってほしい。」と伝えて、迎えに来てもらって、全てを任せて、やってもらいました。
すごい!
結構、旦那様は育児に対して協力的な感じだったんですね。
そうですね。第1子の時から協力的です。
ただ第1子の時は、お互い分からないことが多いので、もちろん全てがいいようになったわけではないですけれども、1番変わったのは、やっぱり双子が生まれたとき。
どう考えても自分も寄るしかないんですよ。うちの家系にも主人の家系にも双子いないんですよね。
両家にとって初双子で、主人のご両親もうちの両親も、こいつらだけでは無理やっていう判断になったんですよ。
だから、いろんな方面から全面協力が。そこで(旦那さんの)スイッチ入ったんですよね。
双子ってなった時点で、1人ずつ出産する方よりも、協力を得やすかったっていうのはあるかもしれないです。もちろん大変ですけど。ただ、人手が確実にいるので。
私は手が2本しかないし、娘もいるしっていう状態で、娘がまだ幼稚園に入る前に生まれたので、パニックですよね。主人も手伝うしかない状態。
もう嫌とかではなく、進んであれこれやってくれましたし、「これして。あれして。これをこうしてほしい。」っていうリクエストに対しては、素直に答えてくれる人やったので、男性の中ではかなり優しいタイプやと思います。
素敵な旦那様なんですね!
どこまで理解がいってたかはわからないけど、これをやらなあかんなと思ったらやってくれる。進んであれこれしてくれるわけじゃないんですよ。
「次、これしてほしい。」「これしてほしい。」「これをしなあかんねん。」っていう段取りを私が伝えてたっていうのはもちろんあるんですけど。
で、私の中でも「なんでわかってくれへんの。」っていうのは、言わんとこうと思ってたので。
察しろはないなっていうのが、私の中でずっとある。夫婦間でも言わなわからへんっていうのがあったので、全部うざいぐらい言い続けました。しんどいとかも言い続けました。
やっぱり言わないとわかんないっていう方多いですもんね、男性だと。
しんどくてやってても、できてたら当たり前やと思ってしまうので。
「今はしんどいから寝かしに行ってくれ。」とか、「今日は1人でお風呂に入りたい。」と言って、入らせてもらったり、子供たちを入れてもらったり、少しでも自分の時間を取るように私も気を付けてました。
それを伝えるようにしてましたし、主人もどうにかしようと。100%通るわけではないんです。
それこそ、ギャアギャア泣けば、私は出るしかないので。絶対それが叶うって言ったら、そうではないですけども、私が崩れないようにサポートをずっとしてくれてた感じです。
普段は反対しない旦那さんに理解してもらうために
それ大事ですよね。自分一人だととてもじゃないけど…。
私は子供一人でも結構バタバタしているんですけど、三人になったら、もう全然間に合わないだろうなって感じます。
実際、起業するときに旦那さんが普段は反対されないのに反対されたということで、お話をしていく中で、どういうことに気をつけたとか、どういう風に理解してもらえるように進めていったとか、コツとかってありますか?
全ての方に有効かどうかはわからないんですけど、そもそも私たち(夫婦)の関係っていうのが、私は絶対に決めたことは折れへんっていうのは、向こうはわかってるんですよね。
で、私もごり押しするわけじゃなくて、わかってもらおうとも、思ってないんですよ。
それで、どうしても譲れないポイントを言い続けます。それだけですね。
分かれとも言わないですし、「なんでここはこうなん?」っていうふうに、相手の価値観も責めないんですけど。
ただ、どうしても私の中で、この線は譲れへん。っていうところを受け止めてもらえるように伝えるっていう感じですね。
協力してもらおうとか、理解してもらうなんて、無理やと思ってるので。どうしてもできひんものは理屈じゃない。人間として無理っていう形で伝えましたね。
パートの人をずっと今まで見続けてて、自分はしたくないと思ってたことをすることはできひんっていうような。
なんでそれが譲れないポイントになったのかっていう経緯とかを全部説明して、その後に、ちゃんと引き際を決めとくっていうところ。
実際、起業するってなったらいきなり黒字が出続けるわけではないので。突然、集客がうまくいくっていうこともないので、絶対最初に手出しとかがあるんですよ。
もちろんその準備資金であったりとか、学びのお金っていうのはあるんですけど。
家のお金には手をつけないで、「自分の中でお金を回せへんようになったらやめる。」って、それは言い切れました。「そん時はやめる。その時できることをパートでもやる。」って言いました。
なるほど!
そこで旦那さんもそこまで気持ちが固まっているんだったら、って感じだったんですね。
やっぱり旦那さんの理解が得られないっていう話は聞くんですけど、期限をちゃんと決める。やるんだったら、条件を決め、提示しないと男の人ってイエスって出しにくいので。
私は1年間頑張りますとかじゃない、「お金のことで回らなくなったらもうやめます。」絶対にそれはやめて、出来る範囲のことをやる。パートであっても。なんでも。
その時はもうなりふり構わずやりますっていうことを約束してたので。ほなやれって。私もそれやりたくないんで、それは必死で頑張りますよね。
自分でもちょっと追い込みをかけて
そうですね。
やっていいって言われたから、ゆるゆるやってたら、それはやっぱり事業としては何も役に立たないですし、おままごとでしかないので。
継続してその仕事を続けていくために、自分の中でも、約束っていうのは大事かなと思ってます。
起業に必要な準備金や学びのための資金調達
そうですね。
お金に関しては、今までの薫さんがためてきた資金で、準備金や学びのお金はやりくりしてた感じですか?
もちろんその部分もあるんですけど、うちの両親にこういう形で仕事をしていこうと思うって言った時に、最初はお金がかかるだろうからっていうことで、援助してもらいました。
その中で、最初の分は回していったっていう形です。
最初の学びであったり、いろんな準備やったりとかっていうところに使わせていただいて、がんばれたっていうのは強いですね。
両親が自営業なので、スタートが大変っていうのは知ってるんですよね。うちの父親も会社をしてて、勤めてたのを辞めて自立したので、その全部の不安をうちの母は知ってるんです。
安定がなくなった。勤めたと思ったら自立するっていう。いろんな波を見てるので、そこはこっちから何を言うでもなく。
先に向こうの方が知ってるので、黙って出してもらえたっていうのはあるかもしれない。そこがうちの親が会社員やったら、そうは行かなかったかもしれないなと思います。
自営業の方の気持ちの変化とか不安とか、そういうのは実際に経験されていると全然違いますもんね。
うちの主人は会社員なのでで、やっぱ言えへんこともあるやろうし、っていう部分も汲んでくれてたので、親すごいなと思ってるんですけど。
心強い!ほんと味方ですね。
(旦那さんに)お金のことで迷惑かけへん、っていう条件で約束してるので、最初にお金いるって、もうその時点で言えないんですよ。最初から。
なので、やっぱり色々決めました。
じゃあ、仕事をしていきます。っていうスタート前に、親に援助してもらえたっていうのが、やっぱりすごく大きくて、頑張れたっていうのはあります。
最初で、そこが苦しんだら、その仕事が続けられなかった。スタートできなかったか、家庭内で揉めてるかみたいになると思うので、その辺はついてたと思いますね。
お仕事と育児を両立するための、時間の捻出方法
ご両親のサポートもすごい厚かったんだなと感じました。
実際に、お仕事と育児を両立していくってなったときに、周りの方のサポートもお願いされていたとは思うんですけれども、どうやって時間を捻出する工夫をしていましたか?
そうですね。昼間はどっちかの親に預けてっていうことをしてましたし、休みの日であれば主人に見てもらうっていう形をとって、平日であれば子供たちが寝た後です。
寝た後に、あれこれするっていう形をとってました。もともと当時は、睡眠時間すごく短くて、寝るのが日が変わるぐらいやったので。
子供が寝るのはもうちょっと早いので、9時ぐらいから12時ぐらいまでっていうのを自分の作業時間にして進めてました。
ママ友との関係、社会との繋がり、自分の居場所
それで身体的にしんどいなとか、精神的にしんどいなっていうのは、あまり感じなかったですかね?
ないですね。自分の居場所ができたことの方が、私にとって良かったんですよね。
snsの中でやったり、ブログでやったり、そういうメディアの中、インターネットの中に自分の居場所がある。お母さんでも妻でもない、「私」っていう名前のキャラクターがもう存在してるっていうことで、安定できたんですよね。
そこでは家族の知らない関わり、私が知ってる場所っていうのがあるだけで、すごく支えられましたし、そこに頼ってた部分もあると思います。
逆に、そこの居場所があるから、自分らしく生きられるようになったという感じですね。
そうですね。
ママ友と話が合わないっていうのは、そこやったんですよね。そんなに子供のことに全力になれないんですよ、私。
もちろん、子供のこと大事やし、いい展開を生んでいくための準備っていうところにも手をつけたいんですけど、「私が楽しくないとつまらん。」っていう風に思ってたので。
自分で子供を産んどいてなんやっていう部分ではあるのかもしれないんですけど、何のために私がいるんやっていうと、どうしても個は捨てられなかったんですよね。
もっと自分のことを話したり、考え方とか、気になってること、興味あることっていうのを話す方が私は楽しいけど、ママ友の中にそこに興味がある人が全然いないわけですよ。子供に全力を注ぎたい人たちが集まってたので。
それがネットの中で、個人でお仕事をされてる方たちの話を聞かせていただいたり、繋がっていただいた方と喋ってると、やっぱり価値観っていうのが、どうしてもそちらよりなんですね。
個を大切にしたい自分があった。
自分であったり、自分の家族、上手くいくために何かをしようと思って活動されてたりとか、そういう考えを持っている方たちが集まってたので。
もちろん売り上げを上げるとか、集客するとかっていう悩みは自己責任でついてきますけど。
でも、共感できる部分を持った人たちがいるっていうことが心強かった。
ママ友との関係に悩んだり、お仕事を始めたい方へ
そうですよね。
価値観って皆さん、それぞれ違うとは思うんですけれど、母として頑張りすぎてるかた多いんじゃないかなって。私も世の中を見ててすごく感じるところがあって。
子供がいたら母にならなきゃいけないみたいな。誰々ちゃんのママみたいな。
ちょっとカテゴライズされていく部分も結構強いのかなっていう風に個人的には思っていて、母ではあるし、妻ではあるけど、やっぱり私は私みたいな。
そういうのって、すごく大事だなって私自身もすごく感じているので、薫さんの個としての生き方を大切にしたかったっていうのは、すごく共感します。
そういう風に私も生きたいって思いますね。
実際に社会とのつながりで悩んでること、妊娠とか、出産とか育児を経験されている方で、実は結構いるんじゃないかなって思っていて。
実際にママ友といまいち価値観が合わないなって感じていたりとか、お仕事をしていきたいっていうふうに感じている方いらっしゃると思うんですけれども、薫さんだったらどういうアドバイスをされますか?
もしそういう悩みに直面している主婦の方がいたら。
最初にお母さんっていう生き物はいないので、お母さんになろうとする時点で悩みは消えないですっていうことを言うかもしれないです。今だったら。
当時は多分こんなこと言えないと思うんですけど、「お母さんはこうあるべき。」って、自分の中の見えないモンスターみたいなのになろうとしてたので。
でも、結局、お母さんっていうのはそういう役割を担ってる人を相対的にそう呼んでいるだけで、そういう生き物はいない。
あくまでも私がやる意味っていうのを見出だすところが大切やなって感じてるので、社会的繋がりっていうところが薄くなって、なんでしんどいかって、情報も少ないし、視野が狭いから。
その中でどうこうしようとするっていうところが一番苦しみになるので、1人の時間を作れるようなを工夫を重ねたり、協力をしてもらうっていうところで、その視野を広げていくところから始めるのがいいんじゃないかな。
別に、絶対起業しないといけないってわけでもないし、パッと出ないといけないってわけじゃないんですけども、いろんな人が世の中にはいて、いろんな環境があって、たまたま私はこういう環境の中におるっていう風な認識が広がると、いろんな人があっていいし、私も私でいいんやなって思えない限り、何やってもやっぱしんどいので。
そうなるために、自分の中だけでどうこうしようとせずに、いろんな視野を広げる体験を増やす。
自分1人の時間っていうのを作ることで、「まあいいか」って思える自分をちょっとずつ広げてってあげるのがいいんじゃないですか、っていう気がします。
素敵なアドバイスと名言が!
「お母さんはいない」っていう。
ほんとになんかこう子育てって一生懸命やろうとすると、どうしても前のめりの視野が狭くなってしまって、なんか自分で自分を追い詰めていくような感じのことも多いのかなと思うので。
そういう時は、お母さんという生き物はいないんだからみたいな。
私が母親という役割をやってるだけであって、私という生き物であることになんら変わりはないので。たまたま私がやってるだけ。
あと、3人子供がいて思ったのは、そうそう死なんっていうことです。
もちろんね。生まれつき困難があったりとか、大変なお子さんっていうのはいるんですけど。まあ、泣いて死なんていう。
だんだん慣れってすごいなって、第一子の時も必死でしたけど、これぐらいの泣きやったら、あと5分は大丈夫とか、なんかそういうのがわかるようになってくるんですよ(笑)
別にこれやったらほっといてもいいけど、ここで別に「うー。わー。」言ってても大丈夫やなっていう風になっていくの。
悩むのは情報がないから、体験がないからだけなので、責めない。
あなた(子供)も頑張ってる。そして、私も頑張ってるっていう。
そうやって、母ってたくましくなっていくんだなと思うんです。
私もそのうちそうなっていくんですかね。子供を育てながら、逞しくいけたらいいなと。
子供と思わずに、個として対話していくこと
子供って思ってると、やっぱり私がどうにかしてあげないとっていう気持ちがでる。
相手の年齢、月齢がいくつであれ、私はちっちゃい頃から1人の未熟な人間としてずっと観察してました。
人間になるまでの過程を、ずっとそばで観察している状態なので、「そんなことすんの?」っていう研究対象のように見てると、私は面白かったです。
それの何が面白いのかわからんけど、ずっとそれで笑うんやとか。なんか、謎生物を研究するような形で、私は観察してました。
できないって思いすぎのもあかんし。できると思いすぎで、できひんことを責めるのも違うけど。
「あなたはそうなのね。私にはわからないけど。」っていう。そうやって遊んでました。
いいですね。素敵なコミュニケーション
人間になるまでのショートドラマみたいなのをずっと見てる感じで。
そうやって、反抗してくるか…「よし!」みたいな。
なんかそんな感じです。
なるほど、そうですね!
じゃあ、反抗期とかイヤイヤ期があっても、そういう心持ちでいればそこまでそんなに…。
もちろんね。腹立ちます。
こっちもイライラしてる時、むかつきますし、「は?」って思うこともいっぱいあるんですけど。
でも、あなたはそれを全力で正解やと思ってやってんやな、と思って「やるだけやってみろ。」っていうのがあります。通らへんけどな、と思いながら(笑)
時間はとまらへんのじゃと思って連れていくとか。
もちろんね、ずっと付き合いたいんですよ。それを見ててあげてくださいとか、本にも書いてあるけど。電車遅れるやんと思ったら、連れて行くしかないので。
「はい、あと3分自由にしてください。」みたいな。そんな感じで見てました。でも、あと3分したら強制連行しますみたいな(笑)
勉強になりますね(笑)
そうやって、自分の中でも後からあれが良かったのかな。これはやらん方がよかったのかなって。やっぱり母親って思うので。
私はその瞬間の全力を尽くしてるって思わないと、しんどくなるので。
そんなときは、「寝不足でしんどかったです。ごめんなさい。」って思えばいいと思います。「寝不足なので、判断を謝りました。すいません。」で、全然ありやと思うんですよ。
「こちらも人間なので至らなくてすいません。」って思いながらでいい。
母は完璧っていうモンスターのすり込みがねえぐいので、色々攻めるんですけど。いや、人間なんていつまで経っても完璧にはなれない生物なので、共に戦おうみたいな感じですかね。
本当に心強いですね。
完璧な人なんていないのでね。
なんかこう、不完全さをちょっと楽しむじゃないですけど…。
大きくなった今でも私は言います。
子供たちに対しても、「今日は何もしたくありませんって、どうぞよろしく。」と言います。
そしたら「おし、来た!」ってなるんですよ。
ずっとそうやって育てられてるので、「何したらいい?」って聞いてくる。
素敵!
なんなら「今起き上がりたいけど、起き上がれません。」って言って、手を伸ばしたりするんで、そしたらみんなで必死に起こすんです(笑)
「起きれません。でも、お風呂には行きたいです。」とか言ったら、一生懸命運ぼうとしてくれるので。
なんかそうやって、母にもできないことがあるっていうのは、見せながら、私は育ててます。
嫌なこともあんねん、大人もと思って。
そうですよね。
それをこう見て、理解して、くみとってくださるお子さんたちも素敵ですね。
よそはよそ、うちはうち
多分、教育されてるんで。ずっとそうやって育てられてるから。
言われてましたよ、ちっちゃい時は。「なんでママやのにできひんの?」「なんでパパやのにできひんの?」っていうのもある。
やっぱ、女は口が立つので、幼稚園とか言ったらそういうことを言ってくるんですよ。色々見たり聞いたりしたこととかで、大人はなんでもできるとか、お母さんはなんでもできるみたいに思うんですけど。
「いや、そんなことはない!」って、全力で否定して、「だってママこうやで。」って。
「よそのお母さんは知らん。ママはママしか知らんから、ママを見て生きなさい。」っていうことを伝えてきたので。
かっこいい!
よそは知らんっていう。
「よそは知らん。うちにはうちのルールがある。」っていう風にずっと言い続けてます。
なんかいいですね。
素敵な子育ての仕方というか、子育てというか薫さんがおっしゃっていたように、個と個なので。
旦那さんとのコミュニケーションでもおっしゃっていましたけど、言わないと伝わらないっていうのは、お子さんでもやっぱり一緒なんだろうなっていうのは、お話を聞いて感じました。
うん。
子供の場合は、もう口が立たないので、やっぱり黙るんですよね。これ言っても怒られるかな、あれ言っても怒られるかなって思うと黙ってるんですけど。
そうなったら、もう時間を決めて1分待ちます。「1分経ったらここを立ちます。」って言って。
私は自分がそれ以上そこにとどまることがしんどくないように、場を変えたり、空気を変えることで、お互いがしんどくならないようにっていう風にもしてます。
怒ってる方もしんどいんですよ。正直ね。
ずっと相手の返事、待ってんだもん。イライラするし、こっちも用事止まってるし。
なんならこの後、仕事あんのにとか、いろんなことがあるから、「5分だけ話をします。」って。
最初から時間を言ったら、子供は5分経ったら解放されるって思ってるので。
でも、その5分めっちゃきついですよ。ガンガン怒られるので。
ずっと私、喋り続けますから。で、もう見切り付けて、「はい終わりです。」って去っていくので。嵐のように消えていくんですけど…。
良いですね。
後腐れがないというか、あの時こうだったじゃんみたいにネチネチ言われるよりも、ズバっていって、その時はグサってくるけど。
その後はいつもの薫さんに戻っているって思ったら、お子さんたちにも良さそうな気がします。
娘は6年生で、ここまで育ててきて思ったのは、子供から逃げ道を奪ったらいけないっていうのはあって。どこまでも詰めれるんですよ、大人やから。
私の特性として、どこまでも究極に追い込めるんですけど、それすると未来の人格に傷がつくので。
なので、絶対に徹底的に怒って詰めても、9歳や。怒った後に「1週間でリカバリーしなさい。」ってやったりとか、反抗期なんて怒らないといけないこともあるんですけど、「この3日で態度変えてごらんなさい。」ってやったりとか。
言うだけ言って、1からどうこうしないといけないっていうのを考えるなんて、子供には無理なので、ちゃんと提案をして「いいですか?」っていう風に。
そこで自分で決めさせるっていう形で、逃げ道を作っておく。
大人でも、逃げ道を詰められたらしんどいですよ。ブラック企業やったらあると思うんですけど、詰められるとやっぱしんどい。
で、私も間違ったな、やりすぎたなっていう時は、後でちゃんと謝るっていうのはしてます。
(薫さん)「ごめん。」
(お子さん)「何があ?」
急に謝られてびっくりするんですけど、子供は。
(薫さん)「さっき、ちょっときつかったと思う。ごめん。」
(お子さん)「わかった。」って言われるから。
イメージがすごい浮かんできました。
なんも残さない。残さないっていうのは気をつけてますかね。
子供が「あん時、ああ言ったやん。」「こん時、こう言ったやん。」と「こう思っててん。」って言っても(薫さんは)「すんだことはもう知らん。」って。
私もそこはもうぱさっと言うんですよ。
じゃないと、こっちもそんなんやったら何年、引き戻して出さなあかんってなるので。
今どやねんっていうところだけを聞きますね。
大事ですよね。すごい本当に勉強になります。
ありがとうございます。
それで今の仕事にもこう繋がっていってるわけなんですもんね。
私がしんどくならないようにしてたら、こうなったって言われてるので。
そうですね。
やっぱり家族を管理する私は、それがいやいやじゃなくてやりたくてやってる。
体調管理であったりとか、健康管理とかメンタルの管理っていうのも含めて、目を行き届かせるっていうところに対して喜びを感じるので、そのためにちゃんと観察してるんですよね。
今こういう波やなって思いながら、パンって弾けたらしゃあないって思われたりとかするのはあるので。
そういう部分に対して、いろんな人の全体を見るっていうのは、そのお客様の体であったりとか、状態状況っていうのを受け止めさせていただいたり、観察させていただく中にも、やっぱり大きいヒントであったりとか、仕事の部分が家の中で生きてることもありますし、家で感じてることが誰かと関わる時に役立つことっていうのもあるので。
私は家族がいてこの家があるから仕事を頑張れてるっていうのが、100%ベースにあることなので。
薫さんのお仕事内容とサービス
薫さんのお仕事をご紹介させていただきたいんですが、
今のお仕事はどういった内容・サービスをされていて、どうやったら薫さんのサービスを受けられるのかを教えていただけたら嬉しいです。
はい。
自分らしく自分のやりたいことができる人を増やすっていう形で、体から変化していくっていうことを中心にサービスをしてたんですけれども、
そこに加えて、私自身が45歳を超えて年齢に合わせた生き方、体の使い方があるよねっていうところに意識が向いてきたので、45歳以上、その年の年齢の変化っていうのも出始めて、
でも、まだ頑張りたい、でも、うまくいかないことも増えてきたっていう方が、より動きやすくなるために必要な体のケアであったりとか、バランスの取り方、年齢に合う体の使い方を含めたサービスを提供しています。
私がやってることは、カウンセリングであったりとか、体を実際に触らしていただいて、今やりたいこと、今必要な体の状態に持っていくっていう調整をします。
整体であったり、ツボおすとか、流れを良くすることとは、また少し別の領域ではあるんですけれども、体の動きやすさ、使いやすさっていうのが変わることで、考え方であったり、意識の持っていき方っていうのをセットで変えていく。
だから、もっと動きやすくなるっていうような変化を促すことをしています。
私のサロンが京都にありまして、京都駅から30分ぐらいで着くんですけれども、市営地下鉄の北山駅っていうところから徒歩10分ちょいのところにあるサロンで、施術を受けていただいたり、カウンセリングとかご相談であればZoomでも受け付けてます。
どうしても京都まで行けへんわっていう方に対しては、遠隔での調整サポートっていうのも行ってます。
コロナの前は、色々全国各地に出張で施術をさせてもらってたんですけど、どうしても今、なかなか地方に行くことっていうのが容易ではなくなってしまったので。
固定の出張先っていうのが、1ヶ月か2ヶ月に1回、東京の神楽坂にあるヒカルアンドミラクルさんっていうところに呼んでいただいて、東京でも受けていただける施術っていうのをやってます。
なので、不定期ですが、東京と京都で施術を受けていただくことは可能です。
薫さんに施術やカウンセリングをしていただいたり、身体の使い方を教えていただくことで、生き方が変わっていく方が増えると良いなと思います。
サービスを受けたい方は、URLを載せさせていただきますので、ぜひそこから飛んでください!
※URLはこちら→https://lit.link/kaoruun
薫さんは今後どういった展望をお持ちですか?お仕事のこと、プライベートのこと含めて。
薫さんの今後の展望について
仕事の面ではもちろん体の調整っていうのもしていきたいな、楽に過ごせる人、頑張りたい時に頑張る人が増えたらいいなっていうのはあるんですけど。
でも言うても、私は1人しかおらんので、なんかあった時だけじゃなくて、なんかなくてもちょっと寄りたくなるような、そういった場所を提供できればなっていう風に思ってます。
なんか、スナックとか飲み屋さんみたいな感じで、ちょっと酔ってから家に帰るみたいな。
ちょっと、普段出せない部分をポロッと出せるような、その緩みが出せる。緩んでもいい、ここなら行けるっていうところを作りたいなっていうのがありますね。
私ずっと気になっていたのに触れていなかったんですが、お着物をすごく綺麗に着ていらっしゃって、今のお話にあったスナックのイメージが湧いてきました。
もてなすことは一切しませんけどね(笑)
今もそうですけど、「優しくはしません。」っていうのは言ってるので。
私が着物を着てるのは、私の中で”かっこいい”と”美しい”って絶対的な価値観であって。
そのきっかけがあって、着物格好いいなと思って着たらハマって、実際に体の使い方も良くなった時に、もっとかっこよく着こなすために着物を極めていこうって、ずっと着物を着続けてるんですけれども、私のキャラと個性と全てが着物と一致したっていうのは、それはたまたまのことですね。
着物の中にかっこよさと美しさっていうのは共存してるんで、私が私らしくいられる衣装としてずっと。
普段から洋服も着ますよ。洋服じゃないとできひん用事もあるんで洋服も着ますけど、私の衣装として着物は、着てます。
お仕事をされるときも着ている。
そうですね。
素敵ですね。薫さんを生きている。
もう体現されているというか、もう出来上がっているなって感じます。
着物とセットで、薫さんのしなやかな感じの軸みたいなものをお話を伺っていて感じました。
ありがとうございます。
身体ってそれだけ自分の内面っていうのが出る場所だから、身体から変わらないと、偽ることは着飾ることはなんぼでもできるんですけど、真から変わらない。
そういったところはしっかり伝わるよっていうのも色々お伝えさせていただいてて、それを私ができできてなかったら意味がないので、こうだよっていうのを表現してる部分はあります。
仕事の方は、そういう場所を作っていきたいなっていうのはあるんですけど、その場所を作っていきたいっていうのは、今ターゲットを男性の方に向けていて、男性はそういう場所がないので。女性はね、集まればすぐぐちゃぐちゃ喋れるんですけど、男性は集まると仕事の話ばっかりするんで(笑)
思ってること、なかなか言う場所っていうのがないので、そういう場所作りたいっていう風なのがあります。
プライベートでは、旅が好きで、新幹線とか鉄道が好きなんで、いろんなとこに行っていろんな体験をして、いろんなものを見たいっていうのがあって、将来的に旦那さんが定年したら全国にある道の駅を全部回ろうっていう計画を持ってます。
素敵ですね。
で、道の駅にハンコがあるんで、そのスタンプを集めて回ったら楽しいなっていうのあります。
とりあえず、あまり子供にウエイトがなくて、私。
子供と何かしたいっていう、子供のうちに体験しといた方がいいことっていうのは、どんどん提供していきたいんですけど、大人になったら勝手に生きろなので、子供がとっとと巣立って、旦那さんと早く遊びたいってところが強いですね。
早く出て行けってずっと言ってるんです(笑)
「ええ!?」って言われますけど、まあ、まだ小学生なんでそれはそうなんですけど。
近くに住んだらいいやんとか、そんな提案はしてないですけど(笑)
なんかあくまでも主人と楽しく生きていきたい。同じものを見て、同じもので喜んで笑って過ごしたいなっていうのが最終目標なんで。
一生仕事したいとか、微塵も思ってないです。早く遊びたい。
仕事も好きだしも、それはそれで私の趣味なんですけど、楽しいことなんですけど、私の中で1番は家族なので。家族、旦那さんで、そこの時間に向けて今頑張ってる。
素敵な生き方を伺わせていただきました。
出し惜しみなくお話ししていただいて、勉強になりました。
本当にありがとうございます!
インタビュー後のまとめと感想
- ご家族のケアのために学んでいったことが、現在のお仕事に繋がっていった。
- 旦那さんやご両親と良好なコミュニケーションを築いたことが、起業の後押しに。
- インターネット上に、お母さんでも妻でもない、「私」という名前のキャラクターが存在することで気持ちが安定。
- 子どもの年齢、月齢がいくつであれ、1人の未熟な人間として関わる。
- 子どもに提案と逃げ道をつくっておくこと、そして自分がやりすぎた時は素直に謝る。
とても自信に満ち溢れ、ハキハキとご家族やお仕事への想いをお話しくださった薫さんですが、インタビュー後には、昔は自信がなかったとおっしゃっていました。
自分のやりたいことを勉強して、起業して、お客様と関わる中で、自信が積み重なって今に繋がっていったそうです。
自分に自信がなくて悩んでいる方は、まずは自分は何がしたいのかに気づいて、それを実際に行動に移してみる(体験してみる)、小さくても実績をコツコツ積み重ねていくことが大切だなぁと、改めて感じました。
そして、子育て中は特に外との交流が減ってしまうため、お母さんでも妻でもない「私」でいられる時間をつくること、「薫さんの子育て流儀」はぜひ取り入れたいですね!
最後に、言葉の端々から、旦那さまへの愛が溢れていて、勝手にほっこりさせていただいていました。薫さんにとって、ご家族が1番で、それがあるからお仕事なども頑張れる!ブレない土台があるからこそ、ボディーセラピストとしてご活躍されているのだと感じました。
爽快な風のような薫さん、ズバッと心地よいアドバイスをいただきたい方は、ぜひコンタクトをとってみてくださいね♪
薫さん、ありがとうございました!
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